私は初め、配送ドライバーや工場の作業職に従事していました。
労働時間の内、一人でいる時間がより多い職業を選んだつもりでした。


一人で黙々と作業をする仕事であれば、
他人と関わるリスクはより低いだろうと思っていたのです。


しかし、会社という組織に属している以上、
人間関係のストレスがゼロになるということはありませんでした。
他の人であれば何とも思わないようなコミュニケーションでさえ、
私にとっては苦痛だったのです。



たとえば、
事あるごとに開かれる飲み会や行事は、
私が最も恐れるものでした。


世間話や雑談が苦手な私には、
その時間は拷問以外の何物でもありません。


もっと言えば、
何人かでする休憩や食事ですら、
会食恐怖気味の私はダメなのです。


一人で集中できる作業中の方が
よほど精神的には休まるわけです。


休憩になると緊張して余計に疲れてしまう・・・。


さらに、
殊に「上下関係」を厭う私にとって、
先輩や上司との付き合いはストレスの種でした。


これらは
たとえどんな職業を選んだとしても、
会社という集団に属している以上は、
絶対に逃れることができないものです。

作業中に一人になることができても、
会社に属している以上は他人から自由にはなれないのです。


そう悟った私は、次に独立開業を目指します。


はじめは
行政書士や司法書士、社会保険労務士、税理士などの
「士業」なんか良いんじゃないか、と思いました。


勉強は好きなので、頑張れば資格自体は取得できるだろう、と。


しかし、調べていて分かったのは、
実際に士業だけでご飯を食べていくことは、
会社員以上に人間関係のストレスが強くなるという現実です。


士業に限った話ではありませんが、
自由業というのは人脈がモノを言う割合が高いようです。


また営業力やコミュニケーションスキルなどが、
サラリーマン以上に求められる仕事だということが分かりました。


そりゃ、そうですよね。


会社員とは違って、
自分で仕事を取ってこなくてはいけないのですから。


単純にビジネス的観点から独立志向が強い、という人なら問題ないですが、
私の場合、他人を避けることだけを考えているわけで、
そうすると独立開業なんて正に本末転倒なわけです。


本格的に勉強を始める前にそのことに気付いて良かった・・・。


また、士業はまだしも、
店舗や事務所を構えるリアルビジネスでの独立開業は
初期投資が数百万円以上必要な場合がほとんどです。


その点でも私には完全に無理でした。

つまり、プチこもりを目指す私には
サラリーマンだけでなく一般的な独立開業も不向きだったのです。


そんな私が出会ったのが「インターネットビジネス」でした。


⇒ 「なぜネットビジネスなのか(2)」へ続く