第六章 貯金して独立開業?
このように、もう完全に一般的なレールからは外れてしまっていたので、
いまさらイイ会社に就職したいなんて希望はありませんでした。
放送大学を卒業してからも、
そのままアルバイトを続けたかったのですが、
たまたま当時のアルバイト先の人間関係がこじれていたので、
卒業を機に辞めました。
学生時代は実に様々なアルバイトを経験しましたが、
やはり自分に向いているのは、基本的に一人でできる仕事でした。
黙々と作業していれば
終業時間なんてあっという間という感じでした。
この感覚、皆さんなら分かりますよね?
そこで今度はアウトソーシングの会社に契約社員として入社して、
工場の作業員として働いてみました。
ただ・・・作業中は良いのですが、
やはりヒトが複数いれば人間関係は生じますので、
快適とは言いがたい環境でした。
しかしアルバイト時代より金銭的には恵まれていましたので、
貯金というものが出来てきます。
作業職でも人間関係は煩わしい。
配達もやったことがありますが、やはり同様です。
やはりすべてを一人で行える仕事でなければダメだと考え、
お金も貯まってきたので、「独立開業」を目指し始めます。
情報誌『アントレ』は毎号読んでました。
とにかく独立すれば俺は人間関係から解放されるんだ、と思い込んでいました。
石井貴士さんの『幸せにプチリタイヤする方法』と出会うまで、
そう信じて頑張っていたのです。
『アントレ』に載っている情報と『プチリタイヤ』の内容を比べれば、
私達のような人間に適しているのは明らかに後者です。
例えば300万円投資してコンビニのオーナーになるのと、
年間数千円払ってレンタルサーバーを借りてサイトを運営するのでは、
どちらのリスクが大きいですか?
どちらがより「一人」ですか?
・・・ともかく約2年間にわたって、私は工場で働き、
貯金を貯めて独立開業することを夢見て、頑張っていたのです。






